仮の総長様は向日葵のような元姫さまを溺愛せずはいられない。
「あ、美味しい……」
この煮物も、お味噌汁も……朝ごはんなのに手が込んでて美味しい。
「そっか良かった。そう言って貰えれば俺も嬉しいよ。作った甲斐があったよ。」
なんて言いながらお味噌汁を一口飲んだ。
「そうだ、陽愛は日中どうする?俺学校行こうと思ってるけど」
学校……は、7日は休めることになってるから今日は行かなくていい。
……連絡しなきゃ……憂鬱だけど。
「家にいるなら俺も行かないけど。」
「え?」
「たまにはいいじゃん?」
いや、良くないよね……⁈
大丈夫なの?ダメでしょ…。