仮の総長様は向日葵のような元姫さまを溺愛せずはいられない。

彼らが何をお母さんに伝えたのかなんて分からないけど…なんだか嬉しく感じた。

「じゃあ行くか。みんな待ってるだろ?送るよ。」

「そうですね、ありがとうございます。陽愛も大丈夫?」

「うん!大丈夫。行こう」

この後は、みんな…日向会の人たちと卒業パーティーがあるから引退してるけど、世那くんが企画をしてくれたんだ。

みんなに会えるの楽しみだな。もう、クリスマスから倉庫に行ってなかったし。

お母さんのお墓を後にする時一言お墓に呟く。
「じゃあ、バイバイ。」

そう言った瞬間、風が吹いたのを感じてなんだか側にいるよって言ってくれたそんな気がした。


卒業式、前に進む日。 END




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