仮の総長様は向日葵のような元姫さまを溺愛せずはいられない。
息が苦しくて、呼吸がついていかない。
息切れしてるのをバレたくなくてバレるのが恥ずかしくてなるべく分からないように下を向いた。
足がぷるぷる震えて立ってらんない。なんだかふわふわしてる気がする。
「……5分だけ、休憩する……?」
そう言った彼は私をベッドの上に座らせた。だけど鼓動は止まることなんて出来ず
………陽平くんはフッと笑って「終了」と耳元で囁いた。
すると、また触れるようなキスから始まる。お互いの息が漏れると何故かもっとしてほしいって気持ちが溢れてくる。
すると、唇が触れながらベッドの上に倒れた。
「優しくするから……」
私の頬に彼の手が優しく触れると、さっきのよりもキスが降って来た……。