あの日の君は

風が桜をさらっていく。
ある一枚が、一人の女の子の髪についた。
その子は黒く腰まである長い髪を垂らし、
桜をじっと見つめている。
その姿は、ただただ美しかった。
なんとも言い表わせない程に。
< 1 / 5 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop