私は月夜に恋をする
逆上せる前に湯船から上がって
母が用意してくれた新しいパジャマに着替えて自分の部屋に戻る。
味気のない部屋だな。自分でもそう思う。
必要最低限の物と、
母からのプレゼントの小物しか置いていないからだ。
まるで潔癖な男の人の部屋のようだが
これはこれで気に入っていた。
人間なんていつ死ぬか分からないのだから
必要以上の物を持ったって仕方がない。
現に父には何度も殺されそうになっているのだし。
母が用意してくれた新しいパジャマに着替えて自分の部屋に戻る。
味気のない部屋だな。自分でもそう思う。
必要最低限の物と、
母からのプレゼントの小物しか置いていないからだ。
まるで潔癖な男の人の部屋のようだが
これはこれで気に入っていた。
人間なんていつ死ぬか分からないのだから
必要以上の物を持ったって仕方がない。
現に父には何度も殺されそうになっているのだし。