私は月夜に恋をする
「あっははははははは」
「な、なんだついに壊れたか!?」

戸惑う青年の肩をぽん、と叩いて首を横に振った。

「君達ってば、変なのっはははっ
もういーや!いーよ!君達の前では好きにするよ!!!」

あの秋が心の底から楽しそうに笑っていた。
陽介先輩はそれを見て涙ぐみそうになりながらも一緒に笑っている。
私は2人の笑い声で起きたみーちゃんを抱き上げて、木の切り株に座りながらその様子を眺めていた。
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