私は月夜に恋をする
「み、命......貴方、これは本当に貴方がやったの!?」
「ちげぇ、俺はただしつけただけだっ
こんなにするつもりは無かったんだ!!!
こいつがちゃんと言うこと聞けねぇだめなやつだからこいつが悪いだろ?な?」
「命がだめな子だった事なんかないわ!今すぐこの家から出ていきなさい!!!
書類の手続きは後で済ませるから、もう二度と帰ってこないで、命に近づかないで」

私にさっと服を着せて守るように抱きしめながら、母はそう泣き叫んだ。

「ちっ俺は別れるつもりはねぇからなっ」
「早く出ていって!!!」
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