私は月夜に恋をする
もう時間だよ、優等生さん」
「もうそんな時間かぁ、君と話してると本当に時間が早く感じるよ。
今日も聞いてくれてありがとう」

部活終了のチャイムが鳴って日も落ちる頃、律儀なお礼の言葉と共にようやく彼から解放されて
家に帰るのだった。








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