清廉で愛おしい泡沫の夏
 彼女によって心を乱されまくっているイケメン総長は、とてつもなく不機嫌だった。
 なんとか、昼休みは廉のフォローをし、
 なんとか、彼女たちの教室まで、連れ出した。
 美夏ちゃんに会うと、少し雰囲気を柔らかくしていた、廉だったが、
 
 「ん?、、あれ⁉」 
 いつもの幹部部屋に入ると、美夏ちゃんが、消えていた。
 倉庫に入るまでは一緒だったはずなのに、、
 なんで…
 う、うわぁ、、総長様の機嫌が、どんどん悪くなっていくのが、目に見える…
 
 ニヤニヤ…
 あぁ、悪魔がいる。
 廉の様子を見ながら、彼女は、とても楽しそうだ。
 何か知ってるな…
 でも、何も言おうとしない。。
  
 あぁ、、彼女は悪の大魔王か。。
 












 
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