ずっと君を、信じてる。

朱音side




俺らが行かなかったあの日、龍蝶が強制退学させられた。

それに会社も倒産ギリギリらしい。
…自業自得だな。


でも、学校がなくなったことでイライラしている彼らが繁華街で暴れてるという情報が入った。


あいつらは気づいてないんだ。

自分の仲間がひとりずついなくなっていることを…


「すみません、朱音。」

「…楓か。まだ出てかないんだろ?」

そう聞くと、YESが返ってきた。


「本当の戦いで出ます。もう…近いですよね?」


そう、
龍蝶との戦いまでのタイムリミットは刻々と近づいていた。


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