ずっと君を、信じてる。
考えごとをしていると、そのお姫様が話し出した。
それはそれは可愛らしいソプラノの声で…
「私は、西本紗奈です。
舞花の姫になりました。よろしくお願いします」
ぺこりとお辞儀した彼女。
それに続いて、自己紹介をした俺たち。
それが終わればすぐに本題に入る。
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「じゃ、今日は解散」
朱音の一言で、作戦会議も終わり帰ろうと思った時…
ほんとに小さい声だったけど、聞こえた。
「…ごめんね」
え…?
なんでお姫様が謝るの…?