ずっと君を、信じてる。



考えごとをしていると、そのお姫様が話し出した。
それはそれは可愛らしいソプラノの声で…


「私は、西本紗奈です。

舞花の姫になりました。よろしくお願いします」

ぺこりとお辞儀した彼女。

それに続いて、自己紹介をした俺たち。

それが終わればすぐに本題に入る。












「じゃ、今日は解散」

朱音の一言で、作戦会議も終わり帰ろうと思った時…


ほんとに小さい声だったけど、聞こえた。


「…ごめんね」

え…?

なんでお姫様が謝るの…?



< 117 / 146 >

この作品をシェア

pagetop