ずっと君を、信じてる。




聖奈からナイフを奪ったから手から血が垂れて床にポツポツと床に跡がついてるのが分かる。


「なんで、知って⁈」


「…知ってるよ。だって、あんたらの狙いは私。

西本紗奈…いや、中田紗奈…でしょう?」


「は…?私はそんなこと…」


「そうだ。さすがあいつらの娘だ。勘がいい…」


私でも聖奈でもない声。


「…やっと来たの?宇佐美組組長、宇佐美奈津さん?」



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