ずっと君を、信じてる。




そう…聖奈の父親で宇佐美組組長。

私の両親を殺した張本人だ。


「…やっと、お前を見つけた」
そう言ってニヤリと笑った男。


「もう、あの時の…守られていた頃とは違う。」


そう、私が発した言葉と同時に宇佐美組が入って来た。


だから私も翼に指示をした。

「…この倉庫から、組関係者以外外に出せ。朱音も外に出せ。いいな。」


「御意。」

ここからは、私は西本組お嬢。
そして、次期副組長として戦う。

これは、私の問題だ。
だから、お父さんお母さん見ててね。


翼がみんなを出したのを確認すれば、戦いが始まる。

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