ずっと君を、信じてる。



みんなの雄叫び、

骨と骨がぶつかる音、

いろんな音で煩くなる。


だけど、組長は素手では戦わない。


「…中田紗玖の娘、やっぱり受け継いでんだ?」

そこに取り出したのは黒の塊、銃。


「これで終わりだ。」


バァァァァーーーーーン


「わたし、死なないから。」


「は?なんでっ?」

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