ずっと君を、信じてる。


「それと、宮川で立派になったらまた会おうだって…さ。」

「あ、ありがとうございます。精進します。」


そう言って、伊奈は涙を流していた。

「行こうか、尋と伊奈。」


組長が先頭を歩き、西本翼と紗奈の前に立ち、お辞儀をしてから俺らは倉庫を出た。


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