ずっと君を、信じてる。



「まじか、姫じゃないならダメじゃん。」


「どうして姫じゃねーの?」


「誰だよ、」


私が全て話したからかここのことを教えてくれた。

ここ凛蝶と龍蝶は敵対同士だから私を連れ去ったんだと言う。


「…巻き込んで悪かった。

まじありえない。龍蝶がそんなんなんて。」


「でも、さいてー!あれで全国2位?」


「誘拐した俺らが言えたことじゃないけど、辛かったら言いなよ。」


…この人たち、すごく優しい。

なんでこんなに優しくしてくれるんだろうか。仲もいいし…

そう思った瞬間、遠くだけどバイクの音が聞こえてすぐに扉が開いた。


……そこには朱音と、龍蝶の下の子達と幹部の楓がいた。


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