ずっと君を、信じてる。


知的男子くんは、また朱音に問いかける。

「朱音、自己紹介するんだろ?」


「あぁ、じゃあミオからな。」


ミオと呼ばれた男の子は元気に話しだした。

「僕からね?藍田未緒(アイダミオ)だよ!幹部!よろしくね」


「次俺!伊之瀬つばき(イノセツバキ)。幹部、よろしく」


「俺は木ノ下雅(キノシタミヤビ)。副総長です。よろしくお願いしますね」


「…で、俺は知っての通り綾城朱音(アヤシロアカネ)。舞花の総長。」


やっぱり、朱音は総長だった。
昼間とはオーラが違う。喋り方も、雰囲気も全てが違うんだ。



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