ずっと君を、信じてる。
「まだ来てるよ〜」
「懲りないねぇ〜」
白い目で見てくる生徒たちが待っている。うん、あなた達は暇ですかね。
前とは態度を変えて、中身は全然見てなかったんだと今更ながらに思う。
つまんない奴らだなぁ。しょうもない、薄っぺらい人たち。集団でしか言えないのか。
そんな人たちに何言われても私は傷つかない。傷つく価値はないとそう思っているはずなのに…
「私、何やってるんだろう…」
情け無い。
お父さんに言われたじゃん…
『信じることも大事、だけど信じる以上に疑え。この世界はで生きていくには大切なことなんだよ。』
信じるばかりで、全く疑うことをしなかった私もしょうもない奴らの1人かもしれない。