ずっと君を、信じてる。
私は、西本組お嬢。
わたしは…
「私は、西本紗奈。旧姓、中田紗奈。
私の両親は、私の小学生の時抗争で…私を庇って亡くなった。
亡くなった時、まだ小学生だったから朱音のお父さんたちに助けて貰ったの…」
少し驚いた顔をした朱音たちだったけど話を続ける。
あ、彼らが来たかも…?
「両親が亡くなって、中田組の存続が難しくなった。
だから、お父さんの親友の奈央くんに中田組は吸収されて私は養女となった。
私は、感謝してるんだ。
身寄りのない私を受け入れてくれて…助けてくれたから…
…ね?海くん、まさくん、みーくん、れーくん?」
「「「「親父⁈」」」」
呼べば彼らが入ってくる。
お父さんの時代の仲間、さっきいた組長さんたち。
朱音たちのお父さんたちが…。