ずっと君を、信じてる。



━︎━︎━︎━︎━︎6年前。


「海、明日は紗奈の誕生日なんだよ!

だから久しぶりに集まるか〜」


「そうだな。みんなに子どもも連れてこいって言っとくわ。

でもさ、みんな同い年なんて偶然だよなぁ。

もしかしたらさ、みんな舞花に入ったりしてね」


「だな。なぁ…海に話があるんだ。」


あいつは死ぬかもしれないということを知ってた。

だけど、紗奈の…溺愛する娘の誕生日に死ぬなんて思ってなかったと思う。


そして、誕生日会当日。


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