ずっと君を、信じてる。


「…おい。なに抱きついてんだよ。」


「イッテ!なにすんだよ、朱音!

べつにいいじゃねーかよ!」


朱音が私と未緒を引き離して、未緒を殴った。

たんこぶできてなきゃいいけど……。
冷凍庫に保冷剤あったっけ?冷やした方が良いよね?

一旦この場を離れ冷蔵庫から保冷剤を持って自分のタオルで包む。


「未緒、大丈夫?これで冷やした方がいいよ?」

持ってきた保冷剤を未緒に渡せば、とても嬉しそうだ。


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