私だけの黒執事くん

「はぁ、今日も疲れたなぁ」

今日も１日学校を終えた私は校門の外で

帰りの車を待っていた

～♪～♪

私のスマートフォンが鳴る

帰りの車がもうすぐ来るという知らせだ

「お嬢様、あと数分で着きますので少々

お待ちくださいませ。」

「わかりました。待ってますね」

そう言って切った　この時私は違和感をい

だいた

いつものドライバーさんと少し声が違った

気がした　でもまさかそんなわけない

そんなこと今まで一度もなかったのだから

そう思った私は感じた違和感をなかったこ

とにしてしまったのだった

キキーッ

あ！車が来たみたい！！

「お待たせいたしましたお嬢様、さあど

うぞ。」

「ありがとう。。ってえ！？んぐっ！！」

気づいたときにはもう遅かった

いつも私が乗る後座席には知らない黒ずく

めの男が乗っていた

乗った瞬間に口を押さえられてしまう

力が強くて振りほどくことができない

「んーっ！！んんんーっ！！」

「へっへっへ、チョロいぜ名門校のお嬢

様なのになぁ！ドライバー潰すの簡単だ

ったぜ！！」

まさか。。そんなドライバーも違う人で

こいつの仲間なの！？

「おい、丁重に扱えよ。大事な金ヅルな

んだからよ。傷つけんなよ。」

そう言ってドライバーを装った男が深く

被っていた帽子をとる

そこにはまったく別人の男がいた

だれ！？誰なのこの人たち！！なんなの！

？あ。。誘拐。。お金目当てなのね。。

でも今日に限って使用人着いてないし

逃げたくても逃げられない。。

まずい。。意識が朦朧とする。。たすけ

。。て

次の瞬間、私は気を失ってしまったのだっ

た