私だけの黒執事くん
「汚い手でお嬢様に触れるな。」

。。。え?どうしてここにいるの。。?

次の瞬間男2人は吹っ飛ばされていた

どうやら蹴り飛ばされたらしい

「雪村さん。。」

「あかりお嬢様、遅くなり申し訳ござい

ません!!ドライバーと連絡がとれず先

程やっと連絡がとれたのですが。。。。」

彼の目線が下にいく すると綺麗な顔が

どんどん恐ろしい面持ちになっていった

「おまえらあかりお嬢様にこんなことを

してただで済むと思っていたら大間違い

だぞ。2度とその汚い面見せられないよ

うに社会から抹殺してやる。覚悟しろ。

あかりお嬢様、こちらを羽織っていてく

ださい。数分で片付けます。」


そう言って私にニコっと笑いかけた彼は

一瞬で悪魔と化した

バキバキバキゴキッ

「2人まとめて、相手してやるよ。かかっ

てこい。」

「。。いってぇなてめぇ、上等だゴルァ

!!!」

男2人がかりで襲いかかる、が、しかし

前にいたはずの彼は男達の後方にまわり、

蹴りや拳をいれる

ドカッバキバキバキッ

「ぐっ。。てんめぇえ!!」

何度襲いかかっても同じことで彼のスピー

ドには追いつくことができず男達は地面に

倒れこんだ

「あれぇ?もう終わり?つまんないなぁ

。こんなんじゃ足りないですよ。あかり様

が受けた屈辱に比べればねぇ。もう2度

と、あかり様を見ることのできない顔面

にしてあげます。ほら立、っ、て」

そう言って彼は男を持ち上げ殴り始める

「おねっおねが。。もうもうやらないの

で。。ぐっがはっ。。」

「雪村さん!!もうっもうやめて!!」

私は止めるために彼に抱きついた

怖かったのだ 私に優しく笑いかけてくれ

た彼の面影はどこにもかんじることができ

なくてまるで悪魔のように笑っていたから

私が抱きつくと彼の手は止まった
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