私だけの黒執事くん
episode1~甘過ぎ対応の黒執事くん~

黒執事くんとの甘い朝

「おはようございます。あかりお嬢様。」

ん。。まだ眠いよぉあともう少しだけ。。

「あかり様、あかりお嬢様。そろそろ起

きてください。学校遅刻しますよ?」

。。。だって眠いんだもん~あと少し。。

「まったく、いけない子ですね。言う事

聞けない子にはキ、ス、しちゃおうかな」

キスぅ?キスくらいなんとも。。。ってえ

えええ!!!

「そっそそそれはだめですぅっっっ!!」

キスという言葉を聞いて、思わず現実世界

に引き戻された私は飛び起きた

チラッと雪村さんを見ると。。笑っていた

「あっあかりお嬢様ほんとに面白いです

ね。。。見てて飽きないですほんと」

うっ。。くっくっそ~っ そりゃ意識しち

ゃうに決まってるじゃん だって昨日あん

なことがあったんだもん

昨日お金目当てだったはずの男達に襲われ

かけた時、雪村さんが助けてくれたのだが

。。だが。。。

ああもう、あれを思い出すとほんとに顔が

赤くなっちゃう。。!!だめだめ考えない

ようにしないとっっ!!雪村さん絶対なれ

てるんだ。。!!

助けてもらった後、彼に消毒という名前の

キスを何度も何度も受けた

主にほっぺから首、胸元にかけて。。。

おまけにキスマークまである

「もっもうちゃんと準備しますからっっ

早くでていってくださいっっっ」

「えー?残念です。。可愛いあかり様を

ずっと近くで見ていたいのに。」

ばっ。。もうこの人はっ。。朝から甘過ぎ

!!!

彼の言うことを無視して部屋から追い出し

た そして鏡を見ると。。やっぱり

胸元に赤いキスマークがある

そこに触れるとあの時の熱を思い出してし

まって思わず頬が赤く染まる

「。。。でも。。嫌じゃなかったな。。」

。。。。。え!?今。。私なんて言った!

?そっそそそんなわけないもん!!あれは

一時の気の迷いだよっっ絶対そうだもん。

。。

そう自分で言い聞かせようとしたがなぜか

チクッとした痛みがあかりの胸を差した

。。なんだか痛いなぁ胸のあたり

病気かなぁ?

この痛みの原因に気づくのはまだ先の話
< 9 / 15 >

この作品をシェア

pagetop