君に恋してます。
「へー…定時制。頭悪いんだねぇ、あんた。」
小馬鹿するようにいう彼女は、定時制の子は冷静だ。
「そうかもね。定時制だし。」
「認めるんだ〜そういえば、佐伯さんって定時制の男と交換日記してたんじゃん。知り合いかもよー」
私は急に話しかけられて、びっくりして声を出すのが遅くなってしまった。
「……え」
「そうだ、君はノートがなかったから何も音沙汰なかったのか?」
……へ?
「…な、なんで……」