君に恋してます。
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「おはよう、未瑠。今日は…角煮があるね」
「うん…今日はがんばったよお父さん。昨日のビーフシチューのお返し、だよ。」
朝から私は弁当のためにお父さんが大好きな豚の角煮を作った。在宅ワークのお父さんだけど、お昼のお弁当は私が作るようにしている…お父さんのために料理を作りたいと料理部に入っているのは秘密だ。
「やった!仕事頑張れそうだなぁ。未瑠の角煮は世界一だから。」
「またまた…そんな大袈裟に言わないでよ〜」
毎回毎回褒め合いをしていて、新婚夫婦みたいだなぁといつも思ってしまう。
「そうそう、昨日のお父さんが作ってくれたロールパン焼いちゃったよ。」
「うん、全然いいよ。」
私は朝ごはんをお父さんに出してからコーヒーを淹れて、自分も朝ごはんを食べ始めた。