0センチの境界線
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「付き合ってって買い物かー!ちょーどよかった。わたしも行きたいなって思ってたの、」
飛鳥の行きたいところ、ショッピングモールだったらしい。
一緒に行く意味はちょっとないけど、一緒に行かない意味もないから、結局着いてきた。
「…………ああ、」
ふいって飛鳥が視線を逸らす。
ちょっと意味がわからない。
「わたし買い物するからもう行くよ?じゃーね」
「は!?待てよ、」
歩きだそうとした瞬間、飛鳥に腕を掴まれて。
わたしの右足は前に進まなくなる。
……………やっぱり飛鳥、意味わかんない。