0センチの境界線


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「あ、のね。琴音、なぎちゃん」



わたしのだいすきなランチタイム。

今日は食堂の日替わりランチ。生姜焼きがツヤツヤしてて美味しそう。

ふたりが席に着いてから。
ゆっくりと、勇気をだして話し始める。



「これは、あの、友達の話なんだけど、」



ドキドキって。心臓が音をたててる。
相談ごとって緊張する。



「ふーん。友達、」



琴音が疑うような視線をわたしに向けてる。

や、やっぱり。古典的すぎた?


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