本日、総支配人に所有されました。~甘い毒牙からは逃げられない~
素直に謝ってきて、少しだけシュンとしている一颯さんが愛おしい。お姉さんに無理矢理に絶叫系を乗せられてしまう小学生の一颯さんも想像するだけで可愛らしく、悶絶する。お姉さんは行動派に見えるから、引っ張られて列に並べられ、一緒に乗ったと伺える。一颯さんはお姉さんには太刀打ち出来なそうだ。
「あっ、恵里奈、笑っただろ、今!」
「だって、お姉さんに無理矢理に連れて行かれる一颯さんを想像したら可愛すぎます!」
一颯さんはハニカミながらワインを飲んでいる。食事を済ませ、食器を片付けていると一颯さんが後ろから両手を回して抱きしめてきた。
「3月中の休みに御両親にご挨拶に行きたいんだけど、どう?」
「昼間は両親共に仕事なので、夜なら大丈夫だと思います。わ、私もっ、一颯さん宅に御挨拶に伺っても良いですか?」
「うん、是非ともお願いします。咲希も呼ぶから」
咲希(さき)さんとは一颯さんのお姉さんの事。一颯さんの実家にお邪魔するのはドキドキするけれど、結婚までの第一歩。
「……っとゆー訳で、お風呂入ろ」
後ろから首筋にチュッとキスを落とされたから、ビクッとして拭いていた食器を落としかけた。「片付け終わってないの!」と反論したら、「片付け終わったら良いの?」と言って皿をしまい始めた。「最初から片付けを手伝ってくれたら良かったでしょ!」と返したら、「そんなに早く入りたかったんだ?」と言ってニヤリと笑った。
一颯さんのバカッ!
「あっ、恵里奈、笑っただろ、今!」
「だって、お姉さんに無理矢理に連れて行かれる一颯さんを想像したら可愛すぎます!」
一颯さんはハニカミながらワインを飲んでいる。食事を済ませ、食器を片付けていると一颯さんが後ろから両手を回して抱きしめてきた。
「3月中の休みに御両親にご挨拶に行きたいんだけど、どう?」
「昼間は両親共に仕事なので、夜なら大丈夫だと思います。わ、私もっ、一颯さん宅に御挨拶に伺っても良いですか?」
「うん、是非ともお願いします。咲希も呼ぶから」
咲希(さき)さんとは一颯さんのお姉さんの事。一颯さんの実家にお邪魔するのはドキドキするけれど、結婚までの第一歩。
「……っとゆー訳で、お風呂入ろ」
後ろから首筋にチュッとキスを落とされたから、ビクッとして拭いていた食器を落としかけた。「片付け終わってないの!」と反論したら、「片付け終わったら良いの?」と言って皿をしまい始めた。「最初から片付けを手伝ってくれたら良かったでしょ!」と返したら、「そんなに早く入りたかったんだ?」と言ってニヤリと笑った。
一颯さんのバカッ!