綺麗な母親
私の名前は、有馬 友里菜。
神川高校に通う2年生。
「友里菜〜!おはよ〜!」
「うわぁ!有馬さんだ〜!」
「今日も可愛い!」
「このあいだ、モデルにスカウトされたんだって〜!」
「え〜!良いな〜!羨ましい!」
みんなの声が聞こえる。
朝から気分が良いな〜!
まるで、一国のお姫様みたい!
「友里菜!おはよ!」
爽やかな声がして振り返ると、そこには私の彼氏・泉谷 レンがいた。
「レン君!おはよ〜!」
「ねぇ。放課後、どっか行こっか。」
「え!?良いの?」
「うん。友里菜の好きな所で。」
「ありがとう!じゃあ、部活終わりに校門で待ち合わせね!」
「うん。じゃあ、またな。」
話し終わって、席に戻ると親友の菜々達が駆け寄ってきた。
「ねぇ、友里菜!マニキュア変えた?超似合ってる!」
「ねー。超可愛い〜!」
「ありがとう〜!」