強引な副社長の婚前指南~偽りの極甘同居が始まります~
「悪かった。芳奈が全然覚えてないみたいだったから、癪に障ってからかった。でもな俺にだってポリシーはあるの。どんだけヤりたくても、落ち込んで酔ってる無防備な女は抱かない。っていうか俺は、好きな女しか抱かない。こういうことは、ふたりの想いが重ならないと気持ちよくないだろう」
私の髪をかきあげると、こめかみにキスをひとつ落とす。
「そうなの?」
「安心しろ。初めての女には、優しくする」
八雲さんの唇が頬に触れ、まぶたに触れ、鼻先をかすめ、唇に触れる。
啄むような合わさるだけのキスを何度も繰り返し、ゆっくりと私の思考を奪っていく。息を吸い込むために薄く開いた唇の隙間から、八雲さんの甘くて熱い舌が忍び込んだ。それは私の口腔内を意思を持って動き回り、私の舌を見つけると躊躇なく絡め取る。
何度も角度を変え何度も深いキスをして私の思考を完全に奪うと、身体の線をなぞっていた八雲さんの右手が私の左胸を包み込む。
「んっ……」
自分の口から聞いたことのない声が漏れ、恥ずかしさに手で口を覆い隠した。
「俺しかいないんだし、芳奈の気持ちいいって声、もっと聞かせて」
いとも簡単に手も奪われ、甘い嬌声が部屋中に響く。
私の髪をかきあげると、こめかみにキスをひとつ落とす。
「そうなの?」
「安心しろ。初めての女には、優しくする」
八雲さんの唇が頬に触れ、まぶたに触れ、鼻先をかすめ、唇に触れる。
啄むような合わさるだけのキスを何度も繰り返し、ゆっくりと私の思考を奪っていく。息を吸い込むために薄く開いた唇の隙間から、八雲さんの甘くて熱い舌が忍び込んだ。それは私の口腔内を意思を持って動き回り、私の舌を見つけると躊躇なく絡め取る。
何度も角度を変え何度も深いキスをして私の思考を完全に奪うと、身体の線をなぞっていた八雲さんの右手が私の左胸を包み込む。
「んっ……」
自分の口から聞いたことのない声が漏れ、恥ずかしさに手で口を覆い隠した。
「俺しかいないんだし、芳奈の気持ちいいって声、もっと聞かせて」
いとも簡単に手も奪われ、甘い嬌声が部屋中に響く。