どんなきみもだいすき
蘇る記憶、家族の大切さ
俺は、その時…小学4年でみいは小学1年だった。
こいつは白いワンピースを着て
大好きなピンク色のランドセルを背負って
桜の木の下に立っていた。
この時からずっと、みいは…桜が好きだったんだと思う。
今日からみいは小学生。
楽しみにしていたに違いない。
こいつは、可愛かった。
生まれつき顔も良くて赤ちゃんの時から
かわいいかわいいって言われてきた。
小学生になっても、男子からかなり人気があった。