【完】葉月くんの素顔は甘くてズルい♡
部屋に入るなり琴莉は座りもしないし、その場から動こうともしない。
「……あのさ葉月くん、そろそろご両親が帰ってくるかもしれないよ!?」
「それなら8時過ぎだよ。いいから早くこっちおいで?」
「っ、」
多分緊張してるんだとは思うけど、今はそれを許してあげれそうにもないんだよね。
ごめんな?
「いつまで待たせんの?」
「ど、どうしたの葉月く……ん……っ、きゃあっ!」
琴莉を引き寄せると、そのままベットの上に座らせた。
「……わわっ!葉月くん……ダメ、です!」
「そんなこと言われても聞いてあげらんない」
「なっ……」
口をぱくぱくさせる琴莉のブレザーのボタンを外して脱がせると、それをベットの下に滑り落とした。
琴莉はずっと短い悲鳴をあげながら、やっぱりあたふたしてる。