偽りのキス
蒼汰
昼休み購買に行く途中
乙を気にして見てしまう
友達と楽しそうに笑う乙が見えると安心した
「蒼汰、いつもあの子と学校来てるよな?
別に付き合ってないんだろ?」
友達の律に聞かれた
「うん、別に…
ただ、同じ中学だったから…
一緒の電車だから…」
「かわいいよな、あの子
オレ、告ってもいい?」
律がそう言った時、胸がズキってした
「あぁ、うん、いんじゃない?」
なんでオレ、そんなこと言ったんだろう…
なんか、後悔した