偽りのキス

「おじゃまします」


乙の声がなんとなく緊張してた




オレの部屋に座る乙は
なんかいつもよりかわいく見えた


私服だからかな?


普段、学校でしか会わないし




「ハイ」

お茶とアイスをテーブルの上に置いた



「ありがとう」




綾ちゃんが昨日着てた服に似てる



アイスを食べてる乙に見惚れた





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