偽りのキス

蒼汰が来たのが見えた


緊張する



「おはよう…」



「おはよう…いないかなって思った…」

蒼汰が言った




「だって…同じ学校なんだから
同じ電車でしょ…」


入学した頃を思い出した




あの時も
今日も
私の気持ちは変わらない




蒼汰が好き…





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