記憶を失ったキミに、100本の薔薇を。
翌日。





俺は七奈のクラスに行った。





すると、七奈は顔を伏せて肩を震わせていた。





――泣いてる?





俺は、七奈の元へと駆け寄った。





そして、前の席で七奈の背中をさすっていた友達の凛花(りんか)が俺の方を見た。





「大原(おおはら)、七奈どうしたんだ?」


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