俺様社長と<期間限定>婚前同居~極上御曹司から溺愛を頂戴しました~
ひんやりとした感触が気持ちよくて、私は思わず吐息を漏らす。
『かなり熱が高いな。苦しくないか?』
貴士さんはわずかに眉をひそめたずねる。
『かっこいい……』
心配そうな表情まで魅力的すぎて、私はそうつぶやいていた。
『は?』
『そんなにかっこいい顔で、至近距離で見つめられたら、ドキドキしすぎてもっと熱が上がっちゃいます』
私にとって貴士さんは近寄りがたいほどの憧れの人で、今まで一度もこんなふうに好意を口にしたことはなかった。
けれど今は熱で頭がぼんやりしているのと、これは夢だという気安さから、理性の箍が外れて素直な想いが口からこぼれる。
貴士さんは少し驚いたように目を丸くしたあと、形のいい唇を引き上げくすりと笑った。
『じゃあ、俺はもう出ていったほうがいい?』
首をわずかに傾けてこちらを見つめる。
『かなり熱が高いな。苦しくないか?』
貴士さんはわずかに眉をひそめたずねる。
『かっこいい……』
心配そうな表情まで魅力的すぎて、私はそうつぶやいていた。
『は?』
『そんなにかっこいい顔で、至近距離で見つめられたら、ドキドキしすぎてもっと熱が上がっちゃいます』
私にとって貴士さんは近寄りがたいほどの憧れの人で、今まで一度もこんなふうに好意を口にしたことはなかった。
けれど今は熱で頭がぼんやりしているのと、これは夢だという気安さから、理性の箍が外れて素直な想いが口からこぼれる。
貴士さんは少し驚いたように目を丸くしたあと、形のいい唇を引き上げくすりと笑った。
『じゃあ、俺はもう出ていったほうがいい?』
首をわずかに傾けてこちらを見つめる。