Last note〜バタフライ編
ーーーーーーー

騒ぎは、隣の三澄さん達も気づいた。

三澄「何があったのかしら!?」

マキ「姉さん!屋根がっ!!//」

三澄「なんて事…!!///」

窓から見上げ、惨事に気づく。
ふと見下ろすと陰松宅からあげはが走って出て行ったのが見えた。

三澄「あげはちゃん!?」

だが、三澄さんの声が届く事無く、
あげはは事件現場の方へ走って行った…。

ーーーーーーー

三澄「大丈夫ですか!?」

矢崎「来ちゃダメ!病院よ!救急車を呼んで下さい!!」

マキ「きゃ!?…青山さん…凄い怪我!」

三澄「大変!マキ、すぐに呼んで!
ここに来るまで少なくとも1時間。
手当てしなくちゃ!!」

出血量が多く、青山は意識が朦朧としていた

マキ「え…姉さんまさかっ!」

三澄「この人達はあげはちゃんの味方よ。絶対に救わなきゃ。」

いつも穏やかな姉のミキだが、
覚悟を決めた真剣な表情に、マキさんは悟った。

マキ「…健闘を祈る!」

三澄さんは、青山のそばに座った。
< 106 / 165 >

この作品をシェア

pagetop