Last note〜バタフライ編

ー「作戦会議」ー

青山が怪我を負って、3時間近く経過しようとしていた。

青山「……生きてた…。」

矢崎「良かった…目が覚めて。」

気がつくと、病院のベッドにいた。

青山「……っっ!」

目が覚めて、足がズキズキするのに気づいた。

矢崎「まだ動かないで。木の破片が貫通してたんだから。」

青山「三澄さん……"Breath"の"陽"の…
俺に治療をしてくれたんだよな…。」

矢崎「あくまでも応急処置よ。」

看護婦さんがやってきた。

看護婦「気が付きましたか。
応急処置が完璧でしたから、感染症にもかからず済んだのよ。」

青山「ありがとうございます…。」

烏丸「青山!大丈夫か?」

青山「烏丸も…あの時、矢崎さんを守ってくれてありがとう。」

烏丸「お、おう。」

青山の包帯を変える為、解くと目を丸くした。

看護婦「……あらまぁ。貴方、免疫力高い?もう腫れが引いているわ。」

青山(三澄さんのあの薬草…凄いな。)

看護婦さんは、包帯を新しく変えると、病室を出て行った。

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