Last note〜バタフライ編
烏丸「一般人巻き込みたくないんちゃうんかい!?それに2.3時間かけてこっちは来たのに1時間てなんやねーん!!」

海斗「いだっ!痛いってー!//」

青山「や、やめろ…烏丸?」

烏丸「あ、すまん。なんや海斗くん、昔のお前によう似とるからグリグリしたなるんよな。」

海斗「俺に当たらないで下さいー!」

当たりつつも、烏丸なりの愛情表現だ。

青山「静かにして?病院だよ、ここ…」

海斗が来たのは、まぁ…ある企みもある訳だが、水龍の滝について聞きたかった。

海斗「確かにあそこは神聖な場所だよ。
でも、儀式はバカバカしいだろ。
古くさーっ。」

烏丸「スカッと言ってくれたのぅ。」

青山「海斗…電話で話した通りのプランになるけど、ひとつ変更がある。」

海斗「うん?」

青山「俺、脚こんな。
だから乗せてってね♡」

ニッコリ言うと、小さく溜息をついたが予想していた事だ。

海斗「そんな事だろーと思ったよ。
てかそれ、母さん見たら泣くよ?
早く治してね?」

烏丸「俺も乗せてけー?!」

青山「烏丸はダメ!決戦に備えなきゃだから、途中まで矢崎さんとトラックで!」

烏丸「ちぇっ、わーっとるわいっ」
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