Last note〜バタフライ編
奴美に弾かれた烏丸は、
川の石段の上に着地した。

クロハ「ほんとに…烏天狗みたいだ//」

烏丸「クロハ…おまえも、この儀式が嫌なら反抗してえーんやで。」

クロハ「…っっ!烏丸の…おじさん…//」

奴美「よそ見するなぁ!!
烏天狗!おまえの相手は俺様だー!」

奴美が鼓を構えjumpした!!

烏丸(来る!!)

YATSUBI「空中術…猿人の空音!!」

ポンッ!!

烏丸「!?……かはっ!?」ドクンッ!

さっきと違う鼓の音が、
烏丸の鼓膜と脈を乱した!

烏丸「……なんじゃ、これ…!?」

塞ぎ混んでしまった烏丸。

奴美「ふふふ…効いてるようなら、やはりお主は所詮人間って事だ!」

烏丸「鼓膜が…おかしい…!?」

そのせいで頭痛や…しかも心臓にも来る。

烏丸「てめぇ、田辺さんのお返しとでも言いたげやなぁ!?」

奴美「どうかな…俺様の技は、間接技とでも言おうか!貴様がどんなに剣技を繰り出そうと…その前に一撃にいれる事ができるんすよ!!」

田辺「ははは!相手が悪かったなぁ!」

そこに田辺さんが拳を振り上げてきた。

烏丸「!?」

だが、寸前の所で木の方に飛んでった田辺さん。
クロハが蹴りをいれたのだ!

田辺「いてぇ…くーろーはぁー!?」

裏切りの一撃に睨みつける。
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