Last note〜バタフライ編
烏丸「急に接近技やて!?ふざけんなし!!」

YATSUBI「ふっ!かかったな!」

烏丸「は!?」

烏丸の身体に、いつの間にか何本も糸が絡みついていて、宙に引っ張り上げられた!

烏丸「うぉっ!?」

鼓からでている!?

奴美「空中カラクリの術!!
雲柱!!」

シュルシュルと奇妙な音を立てた糸。

烏丸「うぉぉぁー!?」

その糸をYATSUBIが操ると、
糸に絡まる烏丸は右往左往に振り回された。

YATSUBI「ふふふ……生身の人間はどこまで衝撃に耐えられるかな!?」

烏丸「ぐはっ!?」
(畜生!糸が腕に絡みついて…竹刀を振れねぇ!!)

クロハ「烏丸のおじさん!!//」

田辺「クロハぁー!!」

ズガンっ!!!!!

田辺さんの腕突きが、クロハにヒットして投げ飛ばされた。

クロハ「……っかはっ!?」

ふらっと、そのままクロハは倒れてしまった。

烏丸「クロハー!!…この野郎!!
いつまでも…俺をオモチャにしてんじゃねぇぞー!!!」

烏丸の右拳に力が込められた!!
メキメキっと血管が浮き出し、煙があがり出した!!

ATSUBI「なんだこの気配!?」

烏丸「目くらましや!!!」

ズガァァァンッ!!バキバキ!!

YATSUBIの近くの木にぶつかる瞬間、
烏丸が木に拳で殴りつけた!!

"Atack"が発動し、粉砕した木の欠片達がYATSUBIの視界を奪う!!
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