Last note〜バタフライ編
伊豆の海と空は、

今日も綺麗な蒼で輝いていた……。

クロハ「ねぇ、あの水龍って…本当は偽物なんだろ?」

青山「え?」ドキッとした。

クロハ「さっきトラックで、海斗くんが教えてくれた。」

あげは「私は…見てみたかったなぁ。」

青山「あー…騙すようで悪かった。
でも、儀式をおさめるには1番良い方法だったんだよ。」

すると海斗が、ご飯を食べながら船のテラスに出てきた所をクロハが突っ込んだ。

クロハ「海斗くんって何者?特性保持者だよね?!」

海斗「おっ!?突然だな…俺のは幻の特性だから、秘密♡」

青山「もうバレてるようなもんだろ…」

烏丸「おいこら、青山ー。
何であんなに登場遅かったんやー?」

矢崎「青山くん、松葉杖持っておきな?
船でこけたらケガ悪化するよー?」

結局次々とテラスに出てきたww

青山は矢崎さんに半ば強制で松葉杖を持たされると、テーブルの椅子に掛けた。

青山「皆集まったから、烏丸と合流するまでの出来事を話すよ…。」

語るだけの時間はまだまだある。

青山を中心に、皆話に耳を傾けた…。

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