Last note〜バタフライ編
海斗「そろそろ行かないと…さっきから上の方で凄い音がしてきてる!」

青山「そうだな…」

マキ「あの…私にも行かせて下さい!」

着替えて出てきたマキさんが、髪を縛りながら申請してきた。

青山「マキさん?でも…」

マキ「ここは、"Breath"の私たちにとって、最も平和な憩いの地なんです。
他の別荘にいる方も、時々訪れる旅行客にとっても……。
森が泣いてる……あそこで儀式を行う度に。だから参戦させてください!」

青山「そこまで仰るなら…」

三澄「マキ、行くならこれを持って行きなさい。」

青山のケガを助けた小瓶をマキさんに渡すと、2人は手を握り合った…。

マキ「ありがとう、姉さん。」

三澄「私たちは……いつでも、森と共に。」

いつだって、"Breath"のこの独特で不思議な雰囲気には、魅了される…。

青山「…行ってきます!」

三澄さんが手を振り、見送る中、
4人は進んだ。

戦いの目を盗んで、ひっそりと各配置につき、参戦したのだった……。
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