Last note〜バタフライ編
青山「なら、今から写真を見せます。
この中にその"あの方"がいるなら、指を指してください。」

青山はある写真を見せると、
田辺さんは青冷め、ある人物を指さした。

烏丸「…ビンゴや」

青山「ご協力、ありがとうございます。
では次に、あの方との繋がり等全部話して下さい。」

田辺「うっ!…それは…//」

青山「……"話して下さい。"」

田辺「うっ!?//」ビクッ!

青山の"魔性"の目が、田辺さんをしっかり捕らえた。
冷徹な視線と声に、田辺さんは怯えながらも口をパクパクさせ始めた。

烏丸「おい青山…キレるなや。」

青山「時間が余りないんだ…。」

田辺「あの方は…battleの私とは違う強さだ。太刀打ち出来ん!いつ命を狙われてもおかしくないんだ!頼む…早く捕まえてくれ。」

青山「必ず、捕まえます。」

青山は赤い目を光らせると、
田辺さんは全てを自供した。

その後…田辺さんが全て自供した事を奴美さんに話すと、彼もまた自供した。

ー"魔性持ちの貴方なら、止められるかも知れない。"ー

そんな言葉を残して………。


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