Last note〜バタフライ編
烏丸「青山!?」

青山「一体何がっ!?…」

和泉先生の薔薇色のルージュが微笑んだ。

和泉「ふふふ…おほほほほほ!!!!」

和泉先生は、高笑いを響かる。

和泉「引っかかったわね!青山さん!」

恍惚した表情で、
青山を見下すように言った。

烏丸「何が起こってんのや!?」

和泉「見なさい!この壁の鏡を!!」

和泉先生の隣に、日に反射する鏡。

和泉「あの2人から連絡来ない時点で、私は逃げる事を決めたのよ。
だから、予めここの鏡に催眠をかけ、
"魔性"持ちの貴方を足止めする罠を作ったの!まんまとハマってくれて、嬉しいわぁ!やっぱり私って賢い女♡//」

烏丸は青山の代わりに動こうとするが、
和泉先生はすかさず釘を刺す。

和泉「おっと…"Atack"の貴方も気をつけなさいよ♡今ここで発動させたら、貴方が死ぬわよ?」

烏丸「くそっ!めんどくせー事しやがって!」

青山「……"考えろ、策を練ろ…"」

地面に伏せ動けないでいる青山は、ケータイを取り出した。

烏丸「青山!…おまえ…!」

"自己魔性"をかけたのだ。

和泉「助けでも呼ぶつもり?ふふ…」

青山(催眠の反射…この状況で和泉さんがまた新しい催眠をかけるとは思えない!)
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