Last note〜バタフライ編

青山「………っっっ!!?」

少女「……………あ?///」

ドクンドクン………ドクンッ!!

目が合った瞬間、
彼女の瞳の中に自分を視た……。

それはいつだって、

不思議な体験だ……。

そして………この時、青山はもうひとつ不思議な感覚を得た。

暗闇の中に一瞬、
知らない少年が視えたのだ。


青山「……っっっ!!?」ゾクッ!

少女「……ぅあっ!?//」ズキッ!

シンクロした2人は、
現実に帰ってきた…。


烏丸「………まさか、この子…」

烏丸は勘づいた。

青山(なんだ?今の少年は…?)


矢崎「まさかまた、"魔性"持ちなの?」

中富「それがな……」

青山は少女とまた、目を合わせた。

少女は、少し不安げでありつつも、
青山に心を許し、そっと近づいた。


青山「君は………"Last note"持ちなのか!」

少女「……らすと、のーと。//
中富…警視が…特性ってゆうものだって…教えて…くれた。」


烏丸・矢崎「「!?」」

中富「そうだ。"魔性"よりも数少ない、
"Last note"の特性保持者だ…。」

CSSに、突然訪れた謎の美少女、あげは。

彼女がここに来たのは、
幸か不幸か?

それは、神のみぞ知る……

真実はまだ森のように深く、深く…

忍び込んだまま…。


ただ、
青山と同じ特性保持者だと分かったあげは自身は、ひとつ自分を知れた事で、

静かに、安堵の涙を流していた…。


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