Last note〜バタフライ編
ーーーーーー
あげは「ぁあ…ぁあぁあ…!!
クロハ……クロハっ!!//」
水槽の前で崩れ落ちるあげは。
矢崎「あげはちゃん!!」
青山「これは!!…クロハか!?」
ツン…。
ーーーーーーー
薬品の匂い。
クロハの涙の匂い。
"嫌だ!あんたらの為に実験体になるくらいなら死んだ方がマシだ!!"
"そんな訳ないさ。"
"これでもっと、強くなれるんだぞ…"
ゴポゴポ…!!ーーーーーーー
青山「うっ!?」
(息が…苦しかった。そうか、クロハは実験体としてこの水槽に…)
矢崎「あげはちゃんも多分、同じ匂いを視たのよ…。」
あげは「辛かったね…私が…忘れてたから、ごめんね…すぐに出してあげるから…」
あげはが水槽に登り、クロハを助けようとする。
矢崎「待ってあげはちゃん!!
ちゃんと手順を踏まなきゃ!!
クロハくんが苦しいよ!?」
あげは「……っ!?」
矢崎さんが、クロハを水槽から少し出し、酸素ボンベを外した。
そして青山が、彼についていたチューブの元の機械の電源を切った。
床に寝かされたクロハは、眠っているようだった。
あげは「クロハ!クロハ起きて!?//」
ペちペちと頬を叩いていると、
こほっと咳を零し、やがて目を開けた。
あげは「ぁあ…ぁあぁあ…!!
クロハ……クロハっ!!//」
水槽の前で崩れ落ちるあげは。
矢崎「あげはちゃん!!」
青山「これは!!…クロハか!?」
ツン…。
ーーーーーーー
薬品の匂い。
クロハの涙の匂い。
"嫌だ!あんたらの為に実験体になるくらいなら死んだ方がマシだ!!"
"そんな訳ないさ。"
"これでもっと、強くなれるんだぞ…"
ゴポゴポ…!!ーーーーーーー
青山「うっ!?」
(息が…苦しかった。そうか、クロハは実験体としてこの水槽に…)
矢崎「あげはちゃんも多分、同じ匂いを視たのよ…。」
あげは「辛かったね…私が…忘れてたから、ごめんね…すぐに出してあげるから…」
あげはが水槽に登り、クロハを助けようとする。
矢崎「待ってあげはちゃん!!
ちゃんと手順を踏まなきゃ!!
クロハくんが苦しいよ!?」
あげは「……っ!?」
矢崎さんが、クロハを水槽から少し出し、酸素ボンベを外した。
そして青山が、彼についていたチューブの元の機械の電源を切った。
床に寝かされたクロハは、眠っているようだった。
あげは「クロハ!クロハ起きて!?//」
ペちペちと頬を叩いていると、
こほっと咳を零し、やがて目を開けた。