Last note〜バタフライ編

ー「クロハは、語る。」ー

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陰松宅に入ると、クロハはしばらく、
立ち尽くしていた。

そして、かつて陰松さんがよく使っていた、キャンパススタンドに触れ、
陰松さんを悼んだ。

烏丸「クロハも…陰松さんと親しかったんか?」

クロハ「僕が、あげはを迎えに来てよく遊びに行ったんだ。水龍の滝や、川にね。
その度に、叔父さんは笑顔で迎えてくれたよ。」

烏丸「ふーん…ぶぇっくしぇい!//」

矢崎「烏丸くん川で冷えた?」

烏丸「るせ…//」

青山「ただいま。2階の部屋に行こうか。」

三澄さんの別荘に用があった青山が戻ってきた。

矢崎「三澄さんとこの電話繋がった?」

青山「うん、それともう1人応援呼んだ。」

烏丸「応援?」

青山「ちょっと…天誅を与える為にね」

青山はニヤリと企んだ。
その言葉の意味は、後後わかる。

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